【徹底調査】もうシミを作りたくない方、必見!美白化粧品の押さえておきたいポイント♡

☆美白化粧品のしくみ☆
プロセス1⃣でブロック!
・メラニンを作る指令を出す物質を制御
肌に紫外線があたると、
細胞のDNAを守るため防御反応として、
表皮内から
“メラニンを作れ!”
という指令が出ます
この指令を与えるのがエンドセリンや
メラノサイト刺激ホルモン(MSH)、
幹細胞因子(SCF)などの情報伝達物質。
これらが分泌されて、
表皮下にある基底層にある
メラニン生成工場=メラノサイト
に到達すると、
メラニンの素となるチロシンというアミノ酸が作られます。
そこで、情報伝達物質に働きかけて、
メラニン生成の指令をブロックすることで、
メラニンの素を作らせないのが、このタイプです。
プロセス2⃣でブロック!
・メラニンに変える物質【チロシナーゼ】を制御
情報伝達物質により、メラノサイトに
“メラニンを作れ!”
という指令が届いたときに、
最初にできるのがチロシンです
このチロシンは、
もともとは黒くないのですが
メラノサイトに存在する
チロシナーゼという酵素の働きによって、
ドーパ、ドーパキノンと次々に化学変化をおこして、
最終的には黒色のメラニンになります。
そこで、
チロシナーゼの働きが不完全だと
黒色のメラニンができないことに着目して、
美白成分を開発!!
チロシナーゼを分解したり、
チロシナーゼに先回りして合体しその働きを
効率的に制御します
☆美白化粧品の目的とは☆
◆「将来できるシミ」の予防
◆「今あるシミ」の改善
薬事法では、美白化粧品は
「日焼けによるシミ、ソバカスを防ぐ」
「メラニンの生成や蓄積による、シミ、ソバカスを防ぐ」
ものと定められています。
すなわち、
今あるシミをどうにかするのではなく、
将来シミができないようにすることが目的!!
ですが実際は、
すでにシミに悩む人が改善を目的に使うことが多いのが現状で
使っていたらシミが薄くなったということもしばしば
とくに、美白化粧品の中には、
「医薬部外品」や「薬用」
という表記がいくつもありますが、これは厚生労働省が
シミ、ソバカスを防ぐ効果があると認めた成分を
規定の量以上含むという条件をクリアしたもの。
美白効果を正式にうたえます。
『有効とされた美白成分【ロドデノール】は
なぜ白斑を引き起こしたのか?』
ロドデノールは、3つのメカニズムで美白効果を発揮します。
①チロシナーゼと合体してチロシナーゼの働きを抑える効果。
②チロシナーゼの分解促進作用。
③ロドデノールの最大の特徴である、黒色メラニンの生成抑制効果。
メラニンには、
黒色と肌色の2種類があり
ロドデノールは、黒色メラニンが生成されるときに
関係する酵素(TRP)に働きかけます。
この3つの作用が厚生労働省が認可した医薬部外品という
枠を超えて、効きすぎたのが原因とされています。
メラニンはシミの原因にもなりますが、肌色をつくる大事な
要素でもあるのです。
ロドデノールの強力な作用によって、メラノサイトが肌色をつくる
ものとなるメラニンを作る力を失ったため、肌から色が抜け落ち、
白斑ができたと推測されています。
☆美白化粧品の選び方、効かせ方☆
ポイント①
まずは美容液から始めてみる
何か1品取り入れるなら、美容液がオススメ。
その理由は、
一般的に
美白ラインの中でもっとも多く有効成分が入っている
のが美容液だから。
値段がお手頃だから、と化粧水を買う人がいますが、
費用対効果で考えるなら、美容液を選ぶのが賢明です。
シワやたるみも気になる場合、
エイジングケア美容液と迷うところですが
質感がシャバシャバなほうを先に塗り
クリーミィなほうを後にすれば一緒に使ってOKです!
ポイント②
医薬部外品の成分をチェックして選ぶ
医薬部外品の美白化粧品には、
厚生労働省が効果とともに、
安全性も確認した有効成分が含まれています。
医薬品でさえ、5年、10年経ってから副作用が確認される
場合もあるので、
完璧ではありませんが、
トラブルは起こりにくいと考えていいでしょう。
中でも、すでに数十年も使われ続ける
ビタミンCやアルブチンはオススメです。
素早い結果を求めるなら、作用の異なる成分を組み合わせえた
タイプを選ぶのも手。
ポイント③
一年中使い続ける
使ってすぐに、
顔色がパッと明るくなる場合もありますが、
それは一時的なもの。
継続使用が基本です!!
美容液を毎日使って1本使い終えた時点で、目に見える効果はなくとも、
トラブルがなければ合格と判断し、続けましょう。
紫外線は一年中降り注いでいますし、メラニン生成工場である
メラノサイトも一年中稼働しています。
そういう意味でも、シミのない白肌を目指すなら、
365日、
美白ケアは必要なのです!!
ポイント④
角質ケアも合わせて行う
シミは、
メラニンの過剰生成と蓄積が原因でできるもの
ならば、しっかりと日焼け止めを塗って、
美白化粧品でお手入れをすることで
新たなメラニンを作らないようにしつつ、
角質ケアで正常なターンオーバーをサポートするとベスト。
すでにできたメラニンがスムーズに排出されるのを助けます。
さらに、
マッサージなどで血行を良くして、代謝を促すことも
メラニンの蓄積を防ぐのに有効な手段です
「ビタミンC」は美白以外も。
美白の万能成分!!
ハリアップ、ダメージ緩和、皮脂のバランス調整と大活躍!
ビタミンCの作用は多岐にわたります。
まずは、
・チロシナーゼの抑制と黒色メラニンの還元作用という美白効果。
・コラーゲンの合成を助けるので、肌の弾力アップにも有効です。
皮脂分泌を正常化する働きもあり、
また、
パワフルな抗酸化力で活性酸素を除去します!
これらは、肌に塗って効果が得られるほか、
経口摂取することで体内からの効果も期待できます。
点滴や飲み薬などで高濃度のビタミンCを摂取した場合の
薬理作用も高く、抗ウイルス、抗細菌、抗ガン、抗アレルギー、免疫改善、
デトックスなどのさまざまな効果が期待できます。
ビタミンCは
肌だけでなく、体も健康でいるために欠かせない栄養素なのです!
◆ビタミンCサプリを選ぶポイントは?
ビタミンCは水溶性であり、代謝がとても早いため、
体内に溜め込むことができません。
そのため、こまめに摂るのが正解
それが難しい場合は、持続型、タイムリリース型といった
ちょっとずつ溶けて体内に貯留しやすいタイプを選びましょう。
また、
ビタミンCは酸化しやすいため、還元作用のあるEと一緒に飲むと◎
ただし、Eは油溶性で体内に溜まるため、一日の摂取量を守りましょう。
◆食品で摂るなら…
フルーツ(いちご、キウイ、オレンジなど)
野菜(パプリカ、ブロッコリー、ピーマンなど)
酸味のあるフルーツに含まれていることでおなじみの
ビタミンCですが、
実は野菜にも多く含まれています
パプリカ、ピーマンにたっぷり含まれているビタミンCは
他の栄養素によって守られるため、加熱しても大丈夫なのが魅力です。
ほとんどのビタミンCは熱に弱いので、生か、火をさっと通す調理法がオススメ。