【たるみの原因と対策】
1⃣「コラーゲン・エラスチンの量が減る」
目元のシワ、口元のシワ、首のシワ、たるみ毛穴
年齢を重ねていくと、真皮の線維芽細胞の生成が低下して、
コラーゲンやエラスチンなどの絶対量が減ってしまいます。
すると、
肌はハリを失い、シワやたるみが目立ってくるのです。
初期症状として現れるのが、
たるみ毛穴。
たるみは一度起こると
元に戻すことはできません!!
頬に涙型の毛穴を見つけたら、線維芽細胞を活性化させる
ピーリングをすぐに始めましょう。
たるみケア=エイジングケアは、
予防が第一なのです。
◎お手入れのポイント◎
ピーリングで肌の再生力UP
ピーリングは肌表面に溜まった角質を酸や酵素で溶かし、
ターンオーバーを促進することで、線維芽細胞を活性化させます。
定期的に行うと、コラーゲンなどの量が増え、たるみを
改善&予防してくれます。
年齢とともにターンオーバーは長くなるため、角質が厚くなって
ハリやツヤ、透明感も低下します。
30代になったら、
肌の生まれ変わりをサポートする意味でも
ピーリングを取り入れて
◆たるみを美容医療で改善するには?
美容医療には、たるみを改善するさまざまな施術があります。
ほうれい線などの凹んだ部分には、ヒアルロン酸を注入して内側から
持ち上げる施術を。
コラーゲンの生成を促すには、高周波やレーザーで肌にダメージを与え、
真皮を再構築する方法などもあります。
これらの施術の効果は永遠に続くわけではないので、
基本は毎日のお手入れが重要です。
2⃣「真皮と表皮の結びつきがゆるくなる」
ほうれい線、マリオネットライン、ゴルゴライン、首のたるみ、目元のくま
肌はふっくらとした弾力を担う真皮と、
その上で潤いを保つ表皮で構成されています。
この真皮と表皮の結びつきが弱くなると、
重力によって下のほうにずれて、
肌はたるんでしまいます
特に、ヒフの薄い目元はたるみやすく、
ゴルゴラインと呼ばれる目の下に走る
深いシワや、たるみが原因の黒ぐま
となって現れます。
これらをこれ以上目立たせないためには、
レチノールやコラーゲンなどが配合された化粧品で
ハリと潤いを与えるケアを
◎お手入れのポイント◎
レチノールやコラーゲン入りの化粧品を使う
コラーゲンの生成を促すレチノール入りの化粧品は、
たるみケアにオススメです。
コラーゲン入りの化粧品は保湿力が高く、一般的にハリを
出してくれるため、シワを定着させないという意味では効果的です。
たるみは加齢が大きな要因なので、
抗酸化力の高いビタミンCやポリフェノール、血行促進効果のあるビタミンE配合の化粧品を使うのもいいでしょう。
◆「ゴルゴライン」「マリオネットライン」って?
目の下から頬に向かって、斜めに走るシワがゴルゴライン。
このシワが深く長くなると、顔全体がたるんで見えます。
マリオネットラインは口の横から下に落ちるシワ。
このシワがあるだけで、一気に老け顔に。
どちらも表情筋の衰えによるたるみが原因で起こる、
加齢を代表するシワなのです。
3⃣「筋力のボリュームダウン」
ほうれい線、マリオネットライン、ゴルゴライン、首のたるみ、二重あご
肌は真皮だけでなく、
筋肉によっても支えられていますが、年齢とともに筋肉がボリュームダウン
すると、たるみが加速してしまいます。
特にたるみやすいのが頬。丸顔の人や頬の面積の
広い人は頬が下がって、ほうれい線が目立つように。
また、脂肪の質と量も問題。
柔らかい脂肪の人、脂肪の量が多い人は二重あごに
なりやすいので注意。
このたるみを改善していくには、
表情筋のトレーニングや
血行を促すリンパマッサージが、
効果的です!
◎お手入れのポイント◎
表情筋のトレーニング、リンパマッサージ
ボリュームダウンした筋肉を取り戻すには、
表情筋のトレーニングが、効果的です
口を大きく開けたり、目を見開いたり、普段は動かさない
筋肉を鍛えて、筋力アップを目指して。
また、
脂肪が多いフェイスラインはむくみやすいため、
老廃物が滞ってたるみを助長します
スキンケアの際、
リンパの流れをよくするマッサージを
加えると、血行が促され、
すっきりしたフェイスラインに。
◆乾燥が原因のたるみには?
たるみは真皮の衰えが大きな要因ですが、
乾燥=表皮の潤い不足でも起こります。
潤いで満たされた肌は、ぷるんとした弾力があります。
しかし、水分保持能力が低下してしまうと、
肌はしぼんでハリを失ってしまうのです。
これは若い人にも見られる、一時的なたるみ。
乾燥によるものなので、きちんと保湿ケアしていけば、
簡単に改善できます。
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